知多半島の文学碑データベース

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名称

弟橘姫の歌碑

所在地

東浦町緒川 入江神社

区分

歌碑

詠者

弟橘姫

揮毫者

建立者

創立年月日

昭和59年6月

高さ

材質

碑文

佐泥佐斯佐賀牟能遠怒迩毛由流比能/本那迦迩多知天斗比斯妓美波母

意味・出典

「さねさし 相模の小野に 燃ゆる火の 火中に立ちて 問ひし君はも」(あの燃えさかる野中の火の中でも、私の身を気づかい、問いかけてくださったあなたよ)

由来

弟橘比売命(弟橘媛命:オトタチバナヒメノミコト)の歌碑である。入海神社由緒によれば、日本武尊(倭建命:ヤマトタケルノミコト)は、第12代景行天皇の時代に勅命によって東征に出陣する際、当時緒川に居住した穂積氏忍山宿弥命(ホヅミノウジノオシヤマノスクネノミコト)を訪ねた。そして、その娘の弟橘比売命を妃として、同伴し東征(蝦夷征伐)に向ったと云われる。一行は相模国三浦から上総国木更津へ「走水の海」(ハシリミズノウミ)を渡海する際、海の中ほどまで行ったところで暴風に遭遇する。弟橘比売命は海神を静めるために、この歌を遺して、自ら海にその身を投げ日本武尊を救ったのである。

参考文献

全国文学碑総覧p567

備考

交通

 

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